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バルトレックスのコスト・ジェネリック

バルトレックスの治療コストの目安 バルトレックスの治療コストは、決して安くはありません。1錠当たりの薬価が400円程度であるため、7日間の使用だけでも値段は高くなってしまいます。薬局において調剤を受ける時には、薬価だけではなく調剤技術料などの費用も掛かってしまいます。健康保険を用いて3割負担としても、相応の価格は覚悟しなければいけないでしょう。 口唇ヘルペスや性器ヘルペスなどの、単純ヘルペスに対する治療を行った場合、1日2錠を7日間継続します。バルトレックスの錠数は14錠となるため、薬剤料だけで5,600円となります。そのほかの経費をおおよそ1000円程度取られるとすると、全部で6,600円。三割負担では1980円程度の価格となります。 水ぼうそうや帯状疱疹に対して治療を行った場合、1日6錠を7日間継続します。バルトレックスの錠数は42錠となるため、薬剤料だけで16,800円となります。そのほかの経費をおおよそ1000円程度取られるとすると、全部17,600円。三割負担では5280円程度の価格となります。 性器ヘルペスの再発予防でバルトレックスを使用する場合、正常患者では1日1回1錠、HIV患者では1日2回、1回1錠を継続していきます。再発予防であるため、その服用期間に通常は区切りはありませんが、日本の健康保険制度では、1年間のみ保険適応となります。1年を経過したあとには自費診療となってしまうため、継続していけば費用面での負担は大きくなるでしょう。 バルトレックスのジェネリックとは バルトレックスには多くの製薬会社がジェネリック医薬品を発売しています。バルトレック錠は375円程度の薬価ですが、ジェネリック医薬品では155円~203円程度の薬価となっており、ジェネリック医薬品を選択することで、おおよそ半額で購入することが可能です。 ジェネリック医薬品は厚生労働省の検査によって、生物学的同等性が認められている医薬品です。添加剤の違いや製剤方法などの影響で、吸収速度に差が生まれることがあり、血中濃度の上昇の仕方などに多少のズレは生まれますが、薬効的には問題がないものとされています。このわずかなズレがどうしても気になる場合、バルトレックと全く同じ添加剤・製剤方法を採用したオーソライズドジェネリックという製品も発売されています。 日本では認可されていない海外製のジェネリック医薬品も存在しますが、添加剤などの承認方法が日本とは異なる為、通常国内で使用されることはありません。 日本製のジェネリック医薬品で主に使用されているものは、沢井薬品が発売している「バラシクロビル錠500mgサワイ」、東和薬品が発売している「バラシクロビル錠500トーワ」などが挙げられます。オーソライズドジェネリックを発売しているのはアスペンジャパンという製薬会社であり、商品名は「バラシクロビル錠500mgアスペン」です。海外製ジェネリックでは、valcivirやcentrexが有名なものとなっています。 ジェネリック薬の購入方法 バルトレックスにはジェネリック医薬品が発売されており、日本では2013年から使用されています。ジェネリックは生物学的に同等であると認定されている医薬品であり、簡単に言えば、吸収速度などには多少の差があっても、吸収された後の血中濃度が同等なので効果も同等と判断できるものとなります。 ジェネリックは効果が薄いと感じるのであれば、この吸収速度などに起因しているかもしれません。そういった場合には、先発品と添加物から作り方まで、まったく同じものであるオーソライズドジェネリックも発売されています。バルトレックスのジェネリックは多くのメーカーから発売されており、おおよそ30社から発売されています。 バルトレックス錠は1錠当たり375円程度の薬価となっていますが、ジェネリック医薬品では155円~203円程度の薬価となっており、ほぼ半額で購入することができます。日本国内でジェネリック医薬品を使用するには、通常は処方箋で直接指示してもらうか、薬局で変更してもらうことが必要です。 外国製のジェネリック医薬品も発売されており、その場合には個人輸入で入手することもできます。ただし、個人輸入の場合には品質や効果など、きちんとした製造方法の正規品である保証はありません。どんなことが起きてもすべて自己責任となってしまい、たとえ副作用が起きたとしても政府が運営している副作用救済制度に申し出ることができません。日本製のジェネリック医薬品では認可されていない添加物が使用されていることもあるため、思わぬ健康被害が発生する可能性も否定できません。

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バルトレックス服用上の注意

他の薬との飲み合わせ バルトレックスを服薬する上で、併用薬に注意が必要になるものもあります。絶対に併用してはいけない「併用禁忌」は存在していませんが、慎重に併用していく必要がある「慎重投与」は存在しているため、すべての薬で安心して併用できるわけではありません。 まず、バルトレックスの活性代謝物であるアシクロビルは、腎排泄されるタイプの医薬品となっています。同様に腎臓から排泄されるタイプの医薬品は、競合的に邪魔をしてしまうため、血中濃度の変動を招いてしまうのです。 免疫抑制剤であるミコフェノール酸モフェチルでは同様の腎排泄型医薬品であり、腎臓において競合的に働き、双方の血中濃度が上昇してしまう可能性があります。 痛風に用いられるベネシッド錠(一般名:プロベネシド)は尿細管におけるアシクロビルの排出を抑制するため、併用することでバルトレックスの血中濃度曲線下面積(AUC)が48%上昇してしまいます。 胃酸分泌を抑制するH2ブロッカーであるタガメット錠(一般名:シメチジン)も尿細管においてアシクロビルの排出を抑制するため、併用することでバルトレックスの血中濃度曲線下面積(AUC)が27%上昇してしまいます。 喘息で使用するテオドール錠(一般名:テオフィリン)との併用では、機序は不明ながらテオフィリンの血中濃度が上昇することが判明しています。 服用を注意すべき人 バルトレックスを服用する上で、注意しなければいけない人が存在します。過去にバルトレックスを服用し、アレルギー反応を起こしたことがある人は、もちろん服用することはできない禁忌に該当します。 バルトレックスは服薬することでアシクロビルに代謝されて効果を発揮します。アシクロビルは腎臓から排出されていくために、腎機能が低下している人では慎重に服用する必要があります。アシクロビルの排出が滞ってしまうと、意識障害などの精神神経症状の副作用が起きやすくなってしまうのです。高齢者の場合には、総じて腎機能が低下しているため、服薬に注意が必要です。また、水ぼうそう患者などの脱水を起こしやすい状態では、腎臓からの排出がスムーズにできず、副作用が起きやすくなるために注意が必要です。 プロベネシド、シメチジンはアシクロビルの尿への排泄を阻害するため、アシクロビルの血中濃度が上昇してしまうことが判明しています。プロベネシドでは48%、シメチジンでは27%の上昇が確認されているため、これらの医薬品を使用している人も注意が必要です。ミコフェノール酸モフェチルルトン併用もアシクロビルの血中濃度が上昇すると言われていますが、どの程度上昇するかまでは判明していません。また、詳しい機序は不明ですが、テオフィリンとの併用では、テオフィリンの血中濃度が増加するとされています 妊婦、産婦、授乳婦等の服用 妊娠中の患者では、治療上の有益性が危険性を上回る場合に使用を検討されます。妊娠中の水ぼうそうへの感染は、胎児に奇形が発生する可能性が高く、妊婦にとっても重症化しやすいために、非常に危険です。バルトレックスを服用することによって胎児に奇形が発生するという動物実験の結果はありますが、医薬品として使用する以上の大量投与をしなければ奇形が起きる可能性は高くありません。妊婦の腎機能障害を引き起こす可能性も示唆されていることから、危険性と有益性を天秤にかけ、しっかりと判断していかなければいけません。口唇ヘルペスなどの危険性が低い単純ヘルペスなどに関しては、外用薬での治療を優先する方が良いでしょう。 性器ヘルペスの抑制療法中に妊娠してしまい、そのまま治療を継続した場合の危険性については、安全性が確立していません。性器ヘルペスを発症したまま出産しては、新生児に垂直感染してしまい、新生児突然死の原因になることもあるため、優先するべき状況判断は厳密におこなう必要があります。 授乳婦がバルトレックスを服用した場合、乳汁中に代謝物であるアシクロビルが排出されてしまうことが判明しています。乳汁中に排泄されるときには成分が濃縮されてしまい、母体の最高血中濃度よりも0.5倍~2.3倍の濃度となり、AUC(血中濃度曲線下面積)から考えれば1.4倍~2.6倍の濃度となってしまいます。新生児が服薬する量としては明らかに過剰なものであり、腎障害や昏睡などの意識障害が現れる危険性があります。どうしても授乳中の使用が必要な場合には、服薬期間中には授乳を中断しておくべきでしょう。

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バルトレックスの副作用

バルトレックスの副作用 バルトレックスは比較的副作用が少ないことで知られています。吸収率が改善されたことで服用する量自体が少なくなり、体への負担も減っているからです。ただし、完全に副作用がない薬はこの世に存在しませんので、バルトレックスであっても副作用の注意は必要です。 バルトレックスの主な副作用は、医薬品承認時の調査では、下記のようになっています。 ・単純疱疹に対して用いた時には頭痛(2.8%)眠気(2.5%)肝機能検査値の上昇(1.3%)となっています。 ・帯状疱疹に対して用いた時には肝機能検査値の上昇(5.8%)腎機能検査値異常(3.2%)腹痛(1.7%)となっています。服用量が多いほど内臓への負担が起きやすくなりますので、もっとも服用量が多くなる帯状疱疹では検査値異常が出やすくなっています。 ・性器ヘルペスの再発予防で用いた時には頭痛(9.6%)吐き気(6.4%)下痢(3.8%)腹痛(2.6%)となっています。 ただし、販売された後に行われた大規模調査の際には、副作用の発現頻度は承認時に調査したものよりも低いことが判明しています。結果は以下のようになっています。 ・単純疱疹・帯状疱疹に対して使用した際の主な副作用は、腹部不快感(0.2%)頭痛(0.1%)となっています。 ・帯状疱疹患者における疼痛の検討における調査では、吐き気・嘔吐・頭痛・傾眠が各 0.5%の確率で発現しています。 その他、重大な副作用としては、アナフィラキシーショック、急性腎不全、無顆粒球症、急性膵炎、肝機能障害、間質性肺炎、中毒性表皮壊死症、呼吸困難、精神神経症状が頻度不明で報告されています。 副作用で多い下痢 バルトレックスの副作用として下痢が多いという噂がありますが、実際には下痢が起きる頻度はそこまで多くはありません。 抗生物質では下痢は注意する副作用となりますが、バルトレックスの場合は腸内細菌に影響を与えるものではないため、それほど注意しなくても良いでしょう。吐き気や便秘など、消化器系の症状をまとめて考えれば、バルトレックスの副作用としては多い分類となる程度です。 バルトレックス服用の際には、腎排泄をスムーズに行うため、水分を多く摂取するように指導がなされます。水分を多く摂取することで便への水分移行が過剰になり、便が柔らかくなりすぎることで下痢・軟便の症状が起きる可能性は否定できません。長期間服用を続けることで発生しやすくなることが判明しており、性器ヘルペスの再発を予防するための抑制療法でバルトレックスの服用を継続する場合には、下痢・吐き気・便秘等に注意が必要です。 これらの症状を予防するためには、日ごろからストレスを溜めないように注意をはらい、酒・たばこを控えながら、適度な運動を行いましょう。 バルトレックスを服用する時に注意していただきたいのは、下痢・軟便などの消化器症状よりも、傾眠やめまい、頭痛などの精神神経症状の方になります。直接的に命に関わる事故を引き起こしてしまうこともあるため、車の運転などの危険を伴う作業を行う際には注意しなければいけません。 子供の副作用と注意点 子供がバルトレックスを服用するためには、年齢・体重で用量を調節する必要があります。子供の体は、単純に大人の体を小さくしたものではありません。代謝能力など、大人の体とは異なるものだと認識する必要があるのです。繊細な用量調節が求められることから、錠剤ではなくバルトレックス顆粒が選択されます。 動物実験の結果となりますが、子供では成人よりもバルトレックスの代謝が盛んで、アシクロビルの血中濃度が上昇しやすいという報告があるため、特に注意していかなければいけません。 子供の使用における副作用の報告は、あまり多くはありません。調査された分母は多くはありませんが、それでも発生率は低いと言えるでしょう。 具体的には、水ぼうそうにバルトレックスが用いられた際、特定調査対象となったのは369例で、その中で副作用が起きたのは3件のみです。蕁麻疹が2件(0.54%)、下痢が1件(0.27%)です。承認時の調査では全43件中、便秘が1件(2.33%)、肝機能検査値の上昇が1件(2.33%)発生しています。 子供がバルトレックスを使用する時、体重10kgを境に用量が異なる点に注意が必要です。体重10kg未満の子供では、バルトレックスの活性代謝物であるアシクロビルの排泄能力が大人よりも高く、血中濃度がすぐに低下してしまうことが知られています。そのため、用法も1日3回と、例外的に設定されています。

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バルトレックスの効果・飲み方

バルトレックスの効果と作用 バルトレックスは抗ウイルス薬であり、その効果はヘルペスウイルスに特異的に作用します。 バルトレックスの成分であるバラシクロビルは、体内に吸収されることで活性代謝物であるアシクロビルに代謝され、そのアシクロビルがウイルスの増殖を抑制することで効果を発揮しています。すべてのウイルスは自分自身で増殖する構造を持っておらず、感染宿主の細胞を乗っ取って増殖する必要があります。 ウイルスが持っているのは、自分の情報が保管してあるDNAか、DNAを作成するための設計図であるRNAの、どちらかのみです。この中で、ヘルペスウイルスはDNAを持つウイルスに分類されます。宿主細胞のDNAを切断して自分自身のDNAを接合し、自分自身を合成するようにしてしまうことで増殖します。 バルトレックスは、ヘルペスウイルスがDNAを合成するために放出する「ウイルス性チミジンキナーゼ」によって細胞内でリン酸化され、DNAを合成するタンパク質のダミーとして作成途中のウイルスDNAに入り込みます。ダミーですので、当然そこから先のDNA合成ができなくなり、ウイルスのDNA増殖を阻害することができるのです。 DNAを合成するタンパク質のダミーとなる為には「ウイルス性チミジンキナーゼ」が必要であるため、感染していない正常な細胞では効果が発揮されず、人間にはほぼ無害といっても良い効果となります。 ヘルペスウイルスへの効果 バルトレックスはヘルペスウイルスに対して特異的に作用します。 ヘルペスウイルスといってもたくさんの種類が存在していますが、その中でも人間に感染して何らかの症状を起こすのは一部のウイルスのみです。 単純ヘルペスウイルス1型と単純ヘルペスウイルス2型、水痘帯状疱疹ウイルスが人間に感染することで、皮疹などの症状を起こします。ヘルペスウイルスの種類が異なったとしても、バルトレックスが作用する効果に違いはありません。 ヘルペスウイルスはDNAウイルスに分類されるウイルスであり、増殖するためには人間の細胞を乗っ取って、自分自身のDNAを複製していく必要があります。ヘルペスウイルスが自分自身のDNAを合成するために放出する成分が「ウイルス性チミジンキナーゼ」ですが、バルトレックスはこのウイルス性チミジンキナーゼによってリン酸化されて活性化します。 リン酸化されたバルトレックスはウイルスDNAの末端に取り込まれ、そこから先の合成を阻害します。これによってヘルペスウイルスが増殖するのを止め、ヘルペスウイルスが原因の症状を改善していきます。 ただし、バルトレックスの効果はあくまでも増殖を抑制するものであるため、すでに増殖してしまったウイルスを駆除することはできません。また、神経節に潜伏しているヘルペスウイルスを除去する効果も持ち合わせていません。ヘルペスを発症したら、できるだけ速やかに服薬を開始することで、より効果的に作用するでしょう。 性器ヘルペスの再発予防の効果 バルトレックスはヘルペスウイルスに対して特異的に作用するため、単純ヘルペスウイルスを原因とする性器ヘルペスにも効果的に作用します。 バルトレックスの効果はあくまでも増殖を抑制するものであるため、すでに増殖してしまったウイルスを駆除することはできません。また、神経節に潜伏しているヘルペスウイルスを除去する効果も持ち合わせていません。 ヘルペスウイルスに一度でも感染すると、症状が改善しても神経節の中に潜伏します。体力の低下などによって免疫力が低下した時に、再度活性化して症状が再発することになります。 特に性器ヘルペスは再発しやすく、再発であっても症状が強い場合もあるため、再発を何度も繰り返す場合には、その再発を抑制するためにバルトレックスを使用することもあります。 バルトレックスの効果は、ヘルペスウイルスが放出するウイルス性チミジンキナーゼによって活性化されて発揮されます。活性化されたバルトレックスはウイルスDNAに取り込まれることで、そこから先の伸長を抑制して、ウイルスの増殖を抑制します。 性器ヘルペスが再発していない状態のままで少量を継続使用することで、ヘルペスウイルスが活性化しないようにして再発を予防することができます。 バルトレックスが活性化するためにはウイルスが放出するウイルス性チミジンキナーゼが必要となるので、ウイルス感染していない細胞ではバルトレックスは作用しません。 口唇・性器ヘルペスへの効果 バルトレックスはヘルペスウイルスに対して特異的に作用するため、単純ヘルペスウイルスを原因とする口唇ヘルペスや性器ヘルペスに効果的に作用します。 バルトレックスの効果はあくまでも増殖を抑制するものであるため、すでに増殖してしまったウイルスを駆除することはできません。 また、神経節に潜伏しているヘルペスウイルスを除去する効果も持ち合わせていません。ヘルペスが発症したら、できるだけ速やかに服薬を開始することで、より効果的に作用します。 単純ヘルペスウイルスはDNAウイルスに分類されるウイルスであり、増殖するためには人間の細胞を乗っ取って、自分自身のDNAを複製していく必要があります。単純ヘルペスウイルスが自分自身のDNAを合成するために放出する成分が「ウイルス性チミジンキナーゼ」ですが、バルトレックスはこのウイルス性チミジンキナーゼによってリン酸化されて活性化します。 リン酸化されたバルトレックスはウイルスDNAの末端に取り込まれ、そこから先の合成を阻害します。これによってヘルペスウイルスが増殖するのを止め、口唇ヘルペスや性器ヘルペスの症状を改善していきます。 バルトレックスが活性化するためには、ウイルスが放出するウイルス性チミジンキナーゼが必要となるので、ウイルス感染していない細胞ではバルトレックスは作用しません。 帯状疱疹への効果 バルトレックスはヘルペスウイルスに対して特異的に作用するため、水痘帯状疱疹ウイルスを原因とする帯状疱疹に効果的に作用します。 バルトレックスの効果はあくまでも増殖を抑制するものであるため、すでに増殖してしまったウイルスを駆除することはできません。また、神経節に潜伏しているウイルスを除去する効果も持ち合わせていません。 帯状疱疹は、過去に水ぼうそうに感染したことがあれば、誰でも発症する可能性があるものです。発症したら、できるだけ速やかに服薬を開始することで、より効果的に作用します。 水痘帯状疱疹ウイルスはDNAウイルスに分類されるウイルスであり、増殖するためには人間の細胞を乗っ取って、自分自身のDNAを複製していく必要があります。水痘帯状疱疹ウイルスがDNAを合成するために放出する成分が「ウイルス性チミジンキナーゼ」ですが、バルトレックスはこのウイルス性チミジンキナーゼによってリン酸化されて活性化します。リン酸化されたバルトレックスはウイルスDNAの末端に取り込まれ、そこから先の合成を阻害します。 これによって水痘帯状疱疹ウイルスが増殖するのを止め、帯状疱疹の症状を改善していきます。 バルトレックスが活性化するためには、ウイルスが放出するウイルス性チミジンキナーゼが必要となるので、ウイルス感染していない細胞ではバルトレックスは作用しません。 角膜ヘルペスへの効果 バルトレックスはヘルペスウイルスに対して特異的に作用するため、単純ヘルペスウイルスを原因とする角膜ヘルペスにも効果的に作用します。ただし、角膜ヘルペスではバルトレックスは第1選択の治療ではないため、使用されないことも多々あります。 バルトレックスの効果はあくまでも増殖を抑制するものであるため、すでに増殖してしまったウイルスを駆除することはできません。また、神経節に潜伏しているヘルペスウイルスを除去する効果も持ち合わせていません。ヘルペスが発症したら、できるだけ速やかに服薬を開始することで、より効果的に作用します。 単純ヘルペスウイルスはDNAウイルスに分類されるウイルスであり、増殖するためには人間の細胞を乗っ取って、自分自身のDNAを複製していく必要があります。単純ヘルペスウイルスが自分自身のDNAを合成するために放出する成分が「ウイルス性チミジンキナーゼ」ですが、バルトレックスはこのウイルス性チミジンキナーゼによってリン酸化されて活性化します。リン酸化されたバルトレックスはウイルスDNAの末端に取り込まれ、そこから先の合成を阻害します。 これによってヘルペスウイルスが増殖するのを止め、角膜ヘルペスの症状を改善していきます。 バルトレックスが活性化するためには、ウイルスが放出するウイルス性チミジンキナーゼが必要となるので、ウイルス感染していない細胞ではバルトレックスは作用しません。 ゾビラックスより早く治ります バルトレックスはゾビラックスよりも効果的な医薬品だと言えます。双方ともに効果を発揮しているのは、アシクロビルという成分です。 バルトレックスは体内に吸収されると、代謝されてアシクロビルへと変化します。このアシクロビルはゾビラックスの成分でもあります。アシクロビルは経口で摂取したとしても吸収率が非常に悪く、服薬した分の30%~40%しか吸収されません。 そのため、より吸収されやすく加工した製剤がバルトレックスとなります。 体内で代謝されて活性化する製剤をプロドラッグと呼び、バルトレックスもプロドラッグの一種です。経口吸収率を高めた形で製剤とし、吸収されてから活性化してアシクロビルになるため、効率的に効果を発揮できるのです。 バルトレックスの吸収率はアシクロビルよりも60%以上改善されており、ゾビラックスの血中濃度に比べて、バルトレックスを使用した際には血中濃度を高く維持できることが判明しています。 ゾビラックスは吸収率の悪さから、1日5回の内服を必要としてしまう点できちんと継続することが難しく、飲み忘れがあれば抗ウイルス効果が損なわれてしまう問題がありました。その点、バルトレックスは経口での吸収率を改善させたことにより、服用回数や血中濃度の維持が簡単になり、治療成果も上がりやすくなっているのです。 バルトレックスの効果的な飲み方 ・性器ヘルペス 性器ヘルペスは単純ヘルペスに分類される疾患であるため、バルトレックスを使用する場合には、単純ヘルペスの用法で用いることになります。 バルトレックスを単純ヘルペスに使用する時には、1日2回、1回500mgを服用します。通常は7日間程度を目安に治療を行いますが、症状に応じて5日~10日で治療期間は変動します。この用法は、体重40kg以上の小児から適応となります。特に初期型性器ヘルペスでは重症化の危険性があるため、10日間の使用が認められているものです。疱疹が消えたとしてもウイルスの排出が続いていることもあるため、指示された期間はしっかりと飲み切ることが必要となります。 性器ヘルペスの場合、何度も再発してしまうことが知られているため、その都度同様の治療を行っていきます。症状が軽度の場合には外用薬のみで経過を見ることもありますが、基本的には内服薬の治療を優先するべきものです。健康保険を用いる場合には、内服薬と外用薬は同時に処方できないため、どちらかのみを選択することになります。 バルトレックスは腎排泄型の医薬品であるため、腎機能が低下している人では使用量を少なくする必要があります。また、きちんと排泄されるように、服用している間はしっかりと水分補給を行うことが大切です。 ・性器ヘルペス再発予防 バルトレックスを性器ヘルペスの再発予防として使用する場合、1日1回500mgを継続して服用する必要があります。 HIV患者に対する性器ヘルペスの再発予防では、正常な患者よりも再発する危険性が高いため、1日2回、1回500mgを継続して服用していきます。この用法は、体重40kg以上の小児から適応となります。バルトレックスは腎排泄型の医薬品であるため、腎機能が低下している人への使用では抑制療法であっても減量しなければいけません。排泄がスムーズにできるように、水分補給をしっかり行うことも大切です。 性器ヘルペスの再発抑制でバルトレックスを使用している患者では、セックスパートナーへの感染リスクが無治療患者よりも低下することが判明しています。正常患者において、再発抑制中であっても再発してしまった場合、1日2回、1回500mgへの増量を行い、通常の治療へと移行します。治療の終了後は、再度抑制療法の用量に減量しますが、再発が頻繁に起きてしまう場合には、1回250mを1日2回とするか、1日1回1000mgへと増量を行い、体内のアシクロビル濃度が高まるように調整を加えます。 抑制であるため、その使用期間に終了はなく、加齢などによって再発のリスクが低下するまで継続することもあります。ただし、日本における健康保険での適応は1年が目安となっています。 ・口唇ヘルペス 口唇ヘルペスは単純ヘルペスに分類される疾患であるため、バルトレックスを使用する場合には、単純ヘルペスの用法で用いることになります。 バルトレックスを単純ヘルペスに使用する時には、1日2回、1回500mgを服用します。通常は5日間程度を目安に治療を行いますが、症状に応じて治療期間は変動します。この用法は、体重40kg以上の小児から適応されていきます。口唇ヘルペスは何度も再発してしまう疾患ですが、再発のたびに症状は軽度になっていく傾向にあるため、状態に応じて外用薬のみでの治療を行う場合もあります。 初めて口唇ヘルペスが起きてしまった場合には、きちんと内服薬を使用しなければ重症化する危険性があるため注意しましょう。市販薬の口唇ヘルペス外用薬の適応が、再発性のものに限定されているのは、初期型の重症化を防ぐためなのです。健康保険を用いる場合には、内服薬と外用薬は同時に処方できないため、どちらかのみを選択することになります。 バルトレックスは腎排泄型の医薬品であるため、腎機能が低下している人では使用量を少なくする必要があります。また、きちんと排泄されるように、服用している間はしっかりと水分補給を行うことが大切です。 ・帯状疱疹 バルトレックスを帯状疱疹で用いる場合、単純ヘルペスで用いる時よりも多い用量が必要になります。1日3回、1回1000mgの使用となる為、一日量で換算すると単純ヘルペスにおける服用量の3倍となります。治療期間はおおよそ7日間となっており、その期間で症状の改善が見られない場合には、他の疾患や合併症の可能性もあるため、治療の切り替えが必要です。バルトレックスはウイルスの増殖を抑制して効果を発揮していくため、服薬開始が早いほど効果的に作用します。そのため、帯状疱疹では疱疹が出現してから5日以内の服薬開始が推奨されています。この用法は、体重40kg以上の小児から適応となります。 バルトレックスは腎排泄型の医薬品であるため、腎機能が低下している人では使用量を少なくする必要があります。また、きちんと排泄されるように、服用している間はしっかりと水分補給を行うことが大切です。帯状疱疹では、神経が水痘帯状疱疹ウイルスによって傷害されていることが多く、強い痛みやしびれを伴う症例が多くなります。そのため、神経を修復するためのビタミン剤や、神経痛を緩和するための鎮痛剤を併用することが多くあります。 再発することは基本的にないため、帯状疱疹の治療が一度終了すれば、再度症状が現れることは心配しなくても良いでしょう。 ・水疱瘡 バルトレックスを水ぼうそうで用いる場合、単純ヘルペスで用いる時よりも多い用量が必要になります。1日3回、1回1000mgの使用となる為、一日量で換算すると単純ヘルペスでの服用量の3倍となります。治療期間はおおよそ5~7日間となっており、その期間で症状の改善が見られない場合には、他の疾患や合併症の可能性もあるため、治療の切り替えが必要です。 バルトレックスはウイルスの増殖を抑制することで効果を発揮しているため、服薬開始が早いほど効果的に作用します。そのため、水ぼうそうでは疱疹が出現してから2日以内の服薬開始が推奨されています。この用法は、体重40kg以上の小児から適応となります。バルトレックスは腎排泄型の医薬品であるため、腎機能が低下している人では使用量を少なくする必要があります。 また、きちんと排泄されるように、服用している間はしっかりと水分補給を行うことが大切です。特に水ぼうそうの患者では脱水症状となってしまうことが多く、バルトレックスによる腎障害の危険性が高まってしまうため、注意が必要です。また、排泄が遅れることで過剰に体内に蓄積してしまい、頭痛や傾眠などの精神神経症状が起きやすくなってしまうため、注意しなければいけません。 ・角膜ヘルペス 角膜ヘルペスは単純ヘルペスに分類される疾患です。発症している部位が角膜という粘膜であり、通常の皮膚にできる単純ヘルペスとは治療方法が異なります。バルトレックスには角膜ヘルペスに対する適応がないため、用いる場合には適応外使用となってしまう可能性もあります。保険審査上は査定しないとされていますが、絶対に査定されないわけではありません。 治療はアシクロビル外用薬によって行われるのが一般的で、併せてステロイド点眼薬を使用し、免疫反応と炎症反応を抑制するのが角膜ヘルペスの治療方針となります。その過程で何らかの副作用が出た場合や、治療効果が芳しくない場合には、バルトレックスの内服治療を選択することがあります。 副作用などの問題が無い場合でも、専門医の中では状態によってはバルトレックスを初期から開始する例もあります。バルトレックスはウイルスを死滅させる効果はなく、増殖するのを抑制するのみであるため、発症からできるだけ速やかに服薬を開始する方が、より効果的となるのです。バルトレックスを角膜ヘルペスに用いる場合は、単純疱疹の治療方法と同様の用法で行っていきます。 単純疱疹の治療では、1日2回、1回1錠を服薬し、おおよそ7日間を目安に服薬を継続します。角膜ヘルペスでは、用法は同様であるものの、治療にかかる期間は皮膚にできた場合と異なり、2週間程度の内服が一般的です。難治症例の場合には、さらに延長することもあります。 ・子供に飲ませるには 子供がバルトレックスを使用する場合、年齢・体重で繊細に服用量を調節する必要があります。そのため、子供に処方されるときは「バルトレックス顆粒50%」が選択されます。バルトレックス顆粒は、粒が大きくパラパラしていて、普通に水で服用しようとすると口の中に残りやすい製剤です。しかも口中に残った場合、コーティングには味はないのですが、唾液でコーティングが溶けてしまってとても苦い味が広がります。大人がなめても強い苦みを感じますので、子供にとってはとてもツラい体験となるでしょう。それによって次回分の服用を拒否されてしまうかもしれません。 そこでお試しいただきたいのが、バルトレックス顆粒をアイスで包んで飲み込む方法です。アイスをオススメしたことには、味覚の感じ方が関与します。人間の味覚は、冷たいものほど味を感じにくくなりますので、薬の味が苦手な子供でも、飲みやすくなることが多いのです。服薬補助ゼリーやヨーグルトでも、十分にカバーすることは可能です。半固形のもので包み込めば、口内で顆粒が散らばってしまうことが避けられ、スムーズに飲み下すことができます。 注意していただきたいのは、水やジュースにはバルトレックス顆粒が溶けないという点です。子供の好きなジュースに混ぜて粉薬を飲ませることはよくありますが、バルトレックス顆粒においては使用できない方法となりますので注意しましょう。

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治療薬バルトレックス

バルトレックスはヘルペスウイルスに効果を発揮する抗ウイルス薬です。使用できる疾病(適応症)は単純疱疹、帯状疱疹、水痘、性器ヘルペスの再発抑制のほか、造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制にも使用できます。 単純ヘルペスウイルス感染や、水ぼうそうや帯状疱疹の原因になる水痘帯状疱疹ウイルス感染に対して用いられており、症状によって用法用量が異なります。 口唇ヘルペスや性器ヘルペスなどの単純ヘルペスでは、1日2回1回500mgを使用します。状態によって服用期間は前後しますが、おおよそ7日間の服薬が治療には必要です。 角膜ヘルペスも単純ヘルペス感染に分類されますが、保険適応上ではバルトレックスが選択されることは難しくなっています。角膜ヘルペスでバルトレックスを使用する場合には、服用する用量は単純ヘルペスの治療と同じ1日2回1回500mgですが、服用期間は14日間程度まで延長されることがあり、難治症例の場合にはさらに継続した服薬を行う場合もあります。 水ぼうそうの治療でバルトレックスを使用する場合、標的になるウイルスは水痘帯状疱疹ウイルスであるため、単純ヘルペスに対する用量よりも多く使用する必要があります。1日3回1回1000mgの服薬が必要となり、状態によって服用期間は前後しますが、おおよそ7日間を目安に服薬します。 ただし、小児の水ぼうそうでは、症状が軽度であることが多いため、無治療で経過を観察することがほとんどです。水痘帯状疱疹ウイルスが再発を起こした場合、帯状疱疹として症状が現れます。この場合でも、用法は水ぼうそうの治療で使用したものと同じ1日3回1回1000mgを服薬します。治療期間も同様に、7日間を目安に服薬を継続します。 バルトレックスの効果は、ウイルスのDNA合成を阻害する作用によって発揮されています。ウイルスのDNAにのみ反応し、人間のDNAには作用しない特異性を持っているため、副作用が少なく安全性の高い医薬品だと言えるでしょう。発生しやすい副作用は頭痛・下痢・腹痛・眠気となっており、精神神経症状と消化器症状に注意が必要です。 バルトレックスは腎臓から排泄されるものですので、水分を多めに取ることが必要になります。水分摂取量が少なければ、体内にバルトレックスが過剰に蓄積してしまうことがあり、その場合には副作用が起きやすくなってしまいます。腎機能が低下している人では副作用は起きやすくなるため、高齢者では特に注意が必要です。 併用してはいけない医薬品はありませんが、腎臓から排泄される経路が同じ医薬品や、腎臓からの排泄を抑制するような医薬品では、副作用が起きやすくなるために注意が必要です。 バルトレックスは商品名であり、一般名(成分名)はバラシクロビルです。バラシクロビルは体内に取り込まれるとアシクロビルに代謝で変換され、このアシクロビルが抗ヘルペス効果を発揮しています。アシクロビルは、商品名ゾビラックスに用いられている成分と同じものです。 同じ成分であるにもかかわらず、経口摂取した時のバルトレックスとゾビラックスでは、明らかにバルトレックスに有意差が存在します。こういった直接薬効のある成分ではなく、成分の代謝された物質が効果を発揮するように設計された医薬品を、プロドラッグといいます。 プロドラッグとする理由は副作用の軽減だったり吸収性の改善だったりと数多く存在しますが、バルトレックスをプロドラッグとしているのは、吸収性を改善するためです。薬効があるアシクロビルをそのまま服用するのではなく、あえてプロドラッグとした理由は、アシクロビルの吸収の悪さにあります。 アシクロビルのままでは経口摂取しても30%程度しか体内に吸収されないため、治療に用いるには非効率的となってしまいます。 そのため、よりスムーズに吸収でき、薬効を発揮できるように改善したものがバルトレックスなのです。ゾビラックスに静脈注射製剤があり、バルトレックスには経口製剤しか存在していないのも、この吸収性に起因しています。ゾビラックスは経口摂取しても吸収されづらく、速やかに十分な効果を発揮するためには、直接薬剤を静脈注射するしかありませんでした。 バルトレックスの効果は、代謝されたアシクロビルが発揮しているものであるため、あえてバルトレックスの静脈注射製剤を用意する意味がないのです。 バルトレックスは副作用も少なく、良好な効果が期待できる医薬品ではあるのですが、価格が高いことで治療に関わる負担が大きいことが問題として存在しています。ただし、現在はジェネリック医薬品も発売されているため、価格上の問題点は解消されたといっても良いでしょう。 バルトレックスの薬価は1錠375円程度ですが、ジェネリック医薬品ではメーカーによって1錠155円のものも販売されています。ジェネリック医薬品では効果に不安があるという場合には、添加物や加工方法まで先発医薬品と全く同じ構成であるオーソライズドジェネリック(略称:AG)も販売されています。

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ヘルペスの治療・治療薬

治療 口唇ヘルペスや性器ヘルペス、角膜ヘルペスの場合、症状が軽度であれば外用での治療を行います。重症度によっては内服薬での治療を開始する必要があり、早期に改善させるためには内服薬を選択する必要があります。 ただし、角膜ヘルペスの場合には、内服は適応外使用となる例もあります。外用薬の効果は皮膚表面にのみ作用するため、免疫力が低下している場合にはウイルスの増殖を抑制する効果が弱く、改善できない場合もあるのです。外用薬を使用して7日間で症状の改善が見られない場合には、そこから内服薬などの別な治療に切り替える必要があります。 一般的に、外用薬と内服薬が同時に処方されることは保険請求上問題があるため、どちらかのみを用いて治療していきます。 帯状疱疹では内服薬での治療を行います。強い痛みを伴うことが多いため、鎮痛剤を併用することもありますが、神経を直接刺激されている痛みの為、一般的に効果が薄いものです。発熱を伴っている場合には、併用を避けるべき鎮痛剤もあるために注意しましょう。疱疹が消えた後でも、神経障害による痛み・しびれが持続する場合もあり、その場合には神経痛に対する鎮痛剤や、神経を修復する効果を持つビタミン剤を継続することもあります。 小児の水ぼうそうでは、軽度であることがほとんどであるため、あえて抗ウイルス薬を使用せずに、自然治癒を待つことが一般的です。成人の場合には重症化しやすいため、内服薬を使用していきます。 主なヘルペスの治療薬 ・ゾビラックス眼軟膏(一般名:アシクロビル):角膜ヘルペスに用いられる外用薬。目に入れても問題が無いように調整されています。下瞼の内側に軟膏を塗布し、目全体に行きわたるように瞼の上からマッサージしたり、まばたきなどで外用を塗り広げます。 ・ゾビラックス軟膏(一般名:アシクロビル):口唇ヘルペスや性器ヘルペスなどの単純ヘルペスに用いられる外用薬。状態に応じて塗布回数を増減して用います。 ・アラセナA軟膏・クリーム(一般名:ビダラビン):ゾビラックスとは作用機序が異なり、直接ウイルスのDNA合成を阻害する効果を持っています。ゾビラックス外用よりも効果的という研究報告もありますが、大きな有益性の違いはありません。単純ヘルペスだけではなく、帯状疱疹にも適応を持っています。 ・ゾビラックス錠(一般名:アシクロビル):ヘルペスに作用する内服薬では、最も安価な製品となりますが、経口での吸収率が悪く1日5回の服用を必要とするため、使い勝手は悪くなっています。適応症は単純ヘルペス・帯状疱疹の双方にあります。 ・バルトレックス錠・顆粒(一般名:バラシクロビル):服薬後に体内で代謝され、アシクロビルとなって効果を発揮します。ウイルスのDNA合成を阻害し、増殖を抑制する効果を発揮します。単純ヘルペス・帯状疱疹・水ぼうそうなど、すべての症状に対して適応を持っています。近年、ジェネリック医薬品も発売されました。性器ヘルペスの再発予防に適応を持つ唯一の医薬品です。 ・ファムビル錠(一般名:ファムシクロビル):バルトレックスと同等の効果を持ち、単純ヘルペスと帯状疱疹に適応を持っています。 ・アメナリーフ錠(一般名:アメナメビル):抗ヘルペスウイルス薬のなかで、唯一1日1回の服薬で済み、ウイルス増殖に関わるDNA合成阻害機序が異なる医薬品です。他の医薬品よりも有益性が高く、適応は帯状疱疹のみとなっています。 治療期間 ヘルペスの治療期間は、内服薬での治療でも外用薬の治療でも、発症からおおよそ7日間程度となります。治療を行っていれば、性器ヘルペスでも口唇ヘルペスでも、治療期間に大きな違いはありません。 治療はウイルスの増殖を抑制するためのものであるため、治療開始が早いほど軽症で経過します。 治療開始から3~5日程度で痛みも落ち着き始め、徐々に回復していくでしょう。5日程度経過しても全く改善しない場合には、ヘルペスの他にも何らかの疾患を合併しているか、感染症を併発している可能性があるため、治療を見直す必要があります。痛みなどが緩和していても、疱疹が残っている場合には感染性が残っているため、処方がある期間はきちんと治療を継続しなければいけません。 角膜ヘルペスの場合、治療にかかる期間は2週間程度となります。再発しやすいものであるため、治療の終了間際に再発して、そのまま継続する難治症例も存在します。角膜ヘルペスの場合、その治療は主に外用が主体となってしまうため、治療期間も長くなってしまう例が多いようです。 水ぼうそうの治療期間は、個人の体質が関係する部分ではありますが、おおよそ発症から5~6日で症状は改善し、感染性もなくなります。かゆみなどが気になる場合には、その症状に合わせて医薬品を使用していきます。 小児の場合では軽症となることが多いため、無治療で経過観察することが一般的です。成人の場合には重症化することが多いため、抗ウイルス薬の内服治療を初期から実施します。その場合でも、治療期間は同様に5~6日が想定されます。 帯状疱疹の治療期間は、おおよそ7日間となっています。内服薬を早期に使用している場合には、3~5日で痛みなどの症状は緩和していき、徐々に疱疹も消えていきます。 無治療の場合には長期化してしまい、治療期間は大きく前後します。疱疹が消えた後にも傷害された神経からしびれ・痛みが持続的に発生することが多いため、疱疹がなくなっても神経障害に対する治療を継続しなければいけない例が多くなります。 数年に渡って内服薬を継続することもあるため、その期間まで治療期間に含めれば、非常に長い期間となってしまいます。 放置して自然に治る? 口唇ヘルペスや性器ヘルペスは、実はこれといった治療をしなくても、軽快・改善します。発症要因が免疫力の低下によるものであるため、免疫力が回復すればそれに伴ってウイルスの増殖が抑制され、自然に回復するのです。無治療でもおおよそ発症から2~3週間で状態は改善していきます。ただし、治療をした場合には数日で症状が軽快し、7日程度で回復するため、無治療では明らかに治癒にかかる期間が長くなってしまいます。回復するまでの辛さは、比べるまでもないでしょう。 また、無治療では重症度によっては疱疹の痕が残ることもあります。再発する可能性が高くなるという報告もありますが、それに関しては具体的な情報はありません。無治療ではウイルスを周辺に排出する期間が長くなってしまうため、治療中よりも感染者を増やしてしまう可能性が高まります。 角膜ヘルペスも単純ヘルペスの一種ですので、同じく無治療でも改善することはあります。ただし、角膜ヘルペスといっても、表面に症状があるのか内部に症状があるのかによって、治療の方針が異なります。内部に症状がある場合には角膜の変性(黒目が白く濁るなど)が症状としてあるため、ヘルペスウイルスの感染がなくなったとしても、変性が進行していれば視力の低下が起き、回復しないことがあるのです。失明してしまう危険性も高いものですので、角膜ヘルペスを放置するのは決して勧められるものではありません。 水ぼうそうでは小児期の感染が主で、症状が軽いものが多いため、あえて治療をしない場合が大半です。成人になってからの感染では高熱や痛みなどを伴うことがあるため、状態によって治療を行います。治療しなくても症状が改善はしていきますが、当然その治癒に掛かる期間は長くなってしまい、苦しい期間が2~3週間持続します。 帯状疱疹も同様に、治療することなく改善する例もあります。帯状疱疹では、どの部位に発症するかによって痛みや発熱などの随伴症状が大きく異なります。背中に出た場合ではむずがゆさを感じる程度となることが多く、自分自身で症状を目視できないこともあるため、治療せずに終わる例が多くなります。頭部に症状が出ると、非常に強い痛みと発熱を伴い、睡眠もまともに取れない状態が続くため、治療をしなければ免疫力の回復が見込まれず、どんどん悪化していくこともあります。 また、帯状疱疹が目の付近で発症した場合、角膜ヘルペスの症状を併発してしまい、視力の低下・失明を引き起こしてしまう危険性があります。

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ヘルペスの感染経路

ウイルスによる感染では、3つの感染経路が確認されています。直接触れることで感染する「接触感染」、感染した人のつばなどが咳やくしゃみ、会話の拍子に空気中に拡散し、その拡散した粒子(飛沫)を取り込むことで感染する「飛沫感染」、感染した人から排出されたウイルスが、空気中を長時間・長距離を移動して感染する「空気感染」です。飛沫感染では、飛沫が拡散する距離として、おおよそ感染している人の半径2mが感染範囲となります。空気感染では距離の区切りがなく、特に密閉された空間では感染する危険性が高くなります。一定数以上のウイルスを取り込むことによって感染が成立するため、飛沫感染・空気感染を起こすウイルスだとしても、ウイルスの取り込む量が少なければ感染は成立しません。 単純ヘルペスウイルスでは、主な感染経路は接触感染です。疱疹などの皮膚症状に直接触れることで感染しますが、タオルの共用などの間接的な接触でも感染することが判明しています。また、疱疹が出ている状態では飛沫感染も感染経路として認められるため、発症している人の近くにいるだけで感染してしまう可能性があります。ただし、角膜ヘルペスの場合には、部位の特徴として直接接触する可能性が低いため、感染することはあまりありません。 水痘帯状疱疹ウイルスの主な感染経路は接触感染ですが、空気感染もするために、同じ空間にいるだけで感染する可能性があります。空気中を漂う水痘帯状疱疹ウイルスを一定数吸い込んでしまうことで感染が成立するため、予防する手段は基本的にありません。そのため、ワクチンを接種してあらかじめ抗体を体内に用意しておき、感染を予防する必要があります。もし感染したとしても、ワクチンを接種していれば病状は軽度で済みます。 同じウイルスを原因とする帯状疱疹の感染経路は、接触感染となっています。空気感染するのは水ぼうそうとなっている状態であり、再発によって起きる帯状疱疹ではウイルスの感染力が低下しており、空気感染はしません。例外としてHIVの感染によって免疫不全となっている場合には、空気感染する可能性は残っています。基本的に感染経路は接触感染となるため、疱疹に直接触れることで感染してしまい、タオルの共用などでも感染する可能性があります。水ぼうそうに感染したことがある、もしくはワクチンを接種しているのであれば、すでにウイルスは体内に潜伏しているので、新たに感染・発症するおそれはありません。

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ヘルペスの再発・予防

ヘルペスの再発 ヘルペスは症状が改善した後でも、体力の低下や精神的ストレスによって免疫力が低下した時に、再発することが知られています。症状が改善したとしても体内からウイルスが完全に除去されることはなく、神経節の中に潜伏して機会があれば顕在化してきます。 この再発は、個人の体質によって高頻度で起きることもあれば、全く起きないこともあります。再発する場合には、以前に発症した部位と同じ部位に疱疹が出ます。なぜ同じ部位に疱疹が出るのか、機序や原因は不明です。 口唇ヘルペスの場合、初回の症状が最も重く、再発を繰り返すことに軽度になるとされています。年齢が高くなることで再発しにくくなっていきます。この特徴は単純ヘルペスウイルス1型に多いものです。 性器ヘルペスの場合、再発だとしても症状が重くなることもあり、痛みも強くなりやすいものです。口唇ヘルペスに比べて再発頻度も高いため、状態をコントロールすることが非常に困難です。年齢が高くなれば再発頻度は徐々に低下していき、最終的には再発しなくなります。こういった症状を特徴とするのは、単純ヘルペスウイルス2型に多いものです。 角膜ヘルペスでは、表面に出るのか深部に出るのかで、大きく状態は異なります。どちらにせよ、何度も再発を繰り返すことが知られており、治療を止めると再発する難治症例も存在します。 水ぼうそうの場合、一度発症すると同じ症状での再発はありません。水痘帯状疱疹ウイルスが再発する時には、帯状疱疹として発症します。帯状疱疹が発症する原因もその他のヘルペスと同じく、体力低下や精神的なストレスなどによって免疫力が低下した時に発症します。 帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスによる水ぼうそうの再発ではありますが、水ぼうそうとは起きる症状が異なります。潜んでいた神経節に対応する部位に疱疹が発生し、その疱疹は神経の流れに沿って発生します。知覚神経がある部分であればどこにでも発生しますが、特に頭部にある三叉神経や背中から胸・腹にかけて走っている胸髄神経節に良く発生します。帯状疱疹は一般的に、一度発症すると再発はしないとされていますが、ごくまれに再発する例もあります。 ヘルペスの予防 単純ヘルペスウイルスの感染を予防する方法は、はっきり言ってありません。単純ヘルペスの主な感染経路は接触感染であるため、発症している人に近づかないというのが一番の予防となります。 ただし、現状の日本では、成人の80%程度がすでに単純ヘルペスウイルスに感染しているため、自分が感染していない保証はありません。 もし感染したことがなくても、どこにいても単純ヘルペスウイルスに感染している人は近くに存在します。発症している人が触ったものに触れることでも感染が成立してしまいます。発症している人に近づくだけでも、くしゃみや咳、会話による飛沫によってウイルスは拡散されて感染します。 生まれてから一度も誰にも会わず、外出せず、一人で生きているのなら、これからもその生活を維持することで感染は防げるでしょう。現実的にそのような生活をすることは困難ですので、感染しても発症しないように対策をすることをオススメします。ヘルペスの症状が出るのは免疫力が低下した時ですので、過労にならないように気を配り、ストレスをため込まずに定期的に発散していけば、ウイルスに感染したとしても発症せずに抑えることが可能です。 性器ヘルペスの場合では、性的な接触があった場合に感染します。皮膚症状がなくてもウイルスを放出していることがあるため、見た目で感染性の有無の判断はできません。 接触感染するウイルスであるため、不特定多数の人と関係を持たないようにすることで、感染を予防できる可能性が高まります。コンドームを使用して直接接触しないようにすることも予防効果が期待できますが、病変部位が性器のみとは限らないため、そこまで高い効果ではありません。 水痘帯状疱疹ウイルスも同様に接触感染が主ですが、つばや唾液に乗って飛沫感染することも知られており、水ぼうそうの状態では空気感染してしまい、一定数以上のウイルスを吸い込んでしまうことで感染してしまいます。感染を予防することは基本的に困難なため、ワクチンの予防接種を行って症状が重症化しないように対策を練ることが一般的です。 ワクチンの内容は、水痘帯状疱疹ウイルスを弱体化させたものです。ウイルスを体内にあらかじめ取り入れることで免疫を用意しておき、発症を抑えるものですが、この弱体化したウイルスも神経節に潜伏するため、将来的に帯状疱疹として顕在化することがあります。

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ヘルペスの潜伏期間

初めて症状が起きるまでを潜伏期間とするのなら、単純ヘルペスウイルスの潜伏期間は簡単には定められないものです。 口唇ヘルペスや性器ヘルペス、角膜ヘルペスを引き起こす単純ヘルペスウイルスは、初感染時には無症状で収束してしまうことが多いため、感染してからどの程度の期間で発症するかは個人の体質による部分が大きいものです。 体力の低下や精神的ストレスによって免疫力が低下していると発症しやすく、健康な状態では感染しても無症状となることが多くなっています。一度でも感染するとキャリアとなってしまうため、初感染時に無症状でも再発して症状が起きることがあります。感染性を持つ状態になるまでを潜伏期間とするのであれば、一般的には感染から2~21日で水ぶくれや痛みなどの症状が起きるため、最短で2日程度だといえるでしょう。 水ぼうそうや帯状疱疹を引き起こす水痘帯状疱疹ウイルスの場合、その潜伏期間は2~3週間となっています。感染しやすいのは小児期ですが、成人してからでも感染する可能性はあります。 潜伏期間の後に徐々に小さな水ぶくれができはじめ、徐々に全身に広がります。成人の場合は高い発熱や全身倦怠感が先行して発生し、その後に水ぶくれが徐々に全身に広がります。 水痘帯状疱疹ウイルスも単純ヘルペスウイルスと同様に、状態が改善してもウイルスは神経節に残り続けるため、体力の低下や精神的なストレスなどによって免疫力が低下すると再活性化し、症状が再発することがあります。 また、この水痘帯状疱疹ウイルスの再発では、水ぼうそうのような症状が出ることは稀で、再発の場合には帯状疱疹として顕在化します。その性質上、帯状疱疹には潜伏期間と判断できる期間は存在しません。帯状疱疹から水痘帯状疱疹ウイルスに感染した場合、まずは水ぼうそうとして症状が起きてくるため、あえて言うのなら潜伏期間は2~3週間と言えるでしょう。

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ヘルペスの症状

ヘルペスの主な症状は、発熱を伴って疱疹が皮膚に発生することです。この疱疹が発生する部位によって名称が変わり、口唇にできれば口唇ヘルペス、性器にできれば性器ヘルペスとなります。 発熱が起きないことも多いものですが、すべてにおいて痛みを伴う疱疹が発生します。単純ヘルペスである場合には、部位に限定して発症しますが、水痘帯状疱疹ウイルスが原因の水ぼうそうでは、症状は全身に及びます。 口唇ヘルペスでは、初回の発症時がもっとも症状が重度になります。発熱を伴うことも多いため、強い倦怠感が出ることもあります。初めは皮膚の違和感から症状が始まり、徐々に小さな湿疹が生まれ、その湿疹が徐々に水ぶくれ状の疱疹となります。症状が改善するとともに疱疹がかさぶたで覆われ、感染性も消えていきます。 性器ヘルペスも同様に、性器部分に皮膚の違和感が生まれ、小さな湿疹から始まって、徐々に大きな水ぶくれ状の疱疹となります。再発でも症状が強いままであることも多いため、毎回きちんと治療しなければ疱疹の痕が残ることもあります。治療によってすぐに改善するものではありますが、何度も再発するために患者の精神的なストレスは非常に大きなものとなります。 角膜ヘルペスも単純ヘルぺスではあるのですが、皮膚ではなく角膜という粘膜に発生している症状であるため、他の単純ヘルペスとは異なります。明確な疱疹がみられることはなくても、目の痛み、ごろごろ感、涙目などの症状があり、進行することで水晶体の濁りがうまれて視力が低下し、最悪の場合は失明することもあります。再発しやすいものであるため、目の感染症の中ではもっとも注意しなければいけない疾患となっています。 水ぼうそうの症状は、発熱を伴って疱疹が全身に発生します。初めは小さな湿疹から始まり、徐々に疱疹となっていきます。痛みよりも痒みが発生しやすいものですが、小児の場合には軽度で改善する場合がほとんどです。成人になってから発症した場合には、非常に高い発熱を伴い、重症化しやすいものです。妊娠中に感染してしまえば、胎児に奇形が発生してしまうことがあります。出産間近の感染では、母体から新生児に感染する垂直感染も起こり、新生児死亡の原因にもなってしまいます。 水ぼうそうが再発する際には、帯状疱疹として顕在化します。 帯状疱疹では、神経節に潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが原因となるため、知覚神経がある場所であればどこにでも発症する可能性があります。神経に沿って疱疹が発生し、神経が障害されてしまうことで痛みやしびれを伴います。症状が進行すると発熱が起きることもあり、治療を行わなければ重症化してしまうことになるでしょう。