ヘルペスの主な症状は、発熱を伴って疱疹が皮膚に発生することです。この疱疹が発生する部位によって名称が変わり、口唇にできれば口唇ヘルペス、性器にできれば性器ヘルペスとなります。

発熱が起きないことも多いものですが、すべてにおいて痛みを伴う疱疹が発生します。単純ヘルペスである場合には、部位に限定して発症しますが、水痘帯状疱疹ウイルスが原因の水ぼうそうでは、症状は全身に及びます。

口唇ヘルペスでは、初回の発症時がもっとも症状が重度になります。発熱を伴うことも多いため、強い倦怠感が出ることもあります。初めは皮膚の違和感から症状が始まり、徐々に小さな湿疹が生まれ、その湿疹が徐々に水ぶくれ状の疱疹となります。症状が改善するとともに疱疹がかさぶたで覆われ、感染性も消えていきます。

性器ヘルペスも同様に、性器部分に皮膚の違和感が生まれ、小さな湿疹から始まって、徐々に大きな水ぶくれ状の疱疹となります。再発でも症状が強いままであることも多いため、毎回きちんと治療しなければ疱疹の痕が残ることもあります。治療によってすぐに改善するものではありますが、何度も再発するために患者の精神的なストレスは非常に大きなものとなります。

角膜ヘルペスも単純ヘルぺスではあるのですが、皮膚ではなく角膜という粘膜に発生している症状であるため、他の単純ヘルペスとは異なります。明確な疱疹がみられることはなくても、目の痛み、ごろごろ感、涙目などの症状があり、進行することで水晶体の濁りがうまれて視力が低下し、最悪の場合は失明することもあります。再発しやすいものであるため、目の感染症の中ではもっとも注意しなければいけない疾患となっています。

水ぼうそうの症状は、発熱を伴って疱疹が全身に発生します。初めは小さな湿疹から始まり、徐々に疱疹となっていきます。痛みよりも痒みが発生しやすいものですが、小児の場合には軽度で改善する場合がほとんどです。成人になってから発症した場合には、非常に高い発熱を伴い、重症化しやすいものです。妊娠中に感染してしまえば、胎児に奇形が発生してしまうことがあります。出産間近の感染では、母体から新生児に感染する垂直感染も起こり、新生児死亡の原因にもなってしまいます。

水ぼうそうが再発する際には、帯状疱疹として顕在化します。
帯状疱疹では、神経節に潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが原因となるため、知覚神経がある場所であればどこにでも発症する可能性があります。神経に沿って疱疹が発生し、神経が障害されてしまうことで痛みやしびれを伴います。症状が進行すると発熱が起きることもあり、治療を行わなければ重症化してしまうことになるでしょう。

より詳しい症状はこちらの症状早見表から確認できます。

男性の性病各症状の早見表

女性の性病各症状の早見表